歯周病と認知症の関係性
[2020.12.26]
最近メディアにおいて、歯周病と認知症の関係例についてとりあげられることが増えてきました。
特にアルツハイマー病は、認知症の7割を占めていますが、
アルツハイマー型認知症の異常タンパク質である「アミロイドベータ」などが少しずつ脳に蓄積することにより、発症や症状の進行につながるとされています。
九州大学の研究チームがマウスに歯周病菌を投与する研究を行ったところ、「アミロイドβ」が、正常のマウスに比べて約10倍検出され、記憶力も低下したという結果も発表されました。
歯周病は痛みなどの自覚症状がなく、進行していく怖い病気です。
以下のグラフのように残った歯の数が少ないほど認知症になりやすいというデータも出ています。
ご自身の歯磨きなどによる日々のケアはとても大切ですが、それと合わせて数ヶ月に一度歯科医院でのプロによるメインテナンスに通院することがとても大切です。
歯を失わないように歯周病ケアをすること、歯を失った際には歯科医師に相談されることをお勧めします。
船橋市、高根木戸・高根公団・飯山満の植村歯科医院