入れ歯を洗って誤嚥性肺炎を予防しよう!
こんにちは!
外出が減りお家時間が増えている今日この頃。
生活リズムが大きく変わってしまったなんて方も多いと思います。
そんな変化の中でもご飯を食べたり、
家族と会話をしたりテレビを見て笑ったり、
お口は毎日変わらずフル活動中!
一緒にお口の健康守っていきましょ〜(^o^)
さて今日は
【入れ歯の汚れと誤嚥性肺炎】
についてご紹介します。
少し前のブログで【むせやすさと誤嚥性肺炎】についても載せているので、
そちらもチェックしてみて下さい(^-^)
【誤嚥性肺炎とは】
食べ物や唾液などが誤って食道ではなく気管に入り、
肺に流れ込んだ細菌が繁殖することで起こる肺炎です。
肺炎で亡くなる方のほとんどが高齢者で、
70歳以上の肺炎の約80%がこの誤嚥性肺炎だと言われています。
口の中の細菌が原因であることが多く、
口の中が清潔に保たれていないと肺炎のリスクも高まります。
【その入れ歯細菌だらけかも?】
歯と同じように入れ歯にもプラーク(歯垢)がつきます。
入れ歯の表面には目に見えない無数の気泡があり、
この小さな気泡に汚れや細菌が入り込んでいきます。
お手入れが行き届かず汚れがついたままの状態が続くと固くこびりつき、
さらに汚れが付きやすくなってしまうのです。
食事のたびにその細菌が体の中に入っていくと想像すると・・・
ちょっと怖いですよね?
誤嚥性肺炎だけではなく、むし歯や歯周病、口臭を招く原因にもなるので、
入れ歯をキレイに保つことは必要不可欠です。
【入れ歯は食器と思って洗おう!】
食器は油っぽい食事をすれば油汚れが、
コーヒーやお茶を飲めば着色汚れがつきます。
実は入れ歯も同じなんです。
汚れた食器を洗ってキレイにしてから使うように、
入れ歯も毎日洗って清潔に保っていきたいですね!
では、入れ歯のお手入れ方法をおさらいしておきましょう。
①ブラシを使って磨く(機械的清掃)
最初に、食べかすや歯垢など目に見える大きな汚れを、
入れ歯専用ブラシを使って落としていきます。
表側・裏側・歯の部分・バネの部分、全体をしっかり磨きます。
この時に必ず入れ歯は外してから磨いていきましょう。
②洗浄剤に浸け置きする(科学的清掃)
次に、目に見えない小さな細菌等を洗浄剤を使って落とします。
浸け置き終わったら、水でしっかり洗い流し保管します。
入れ歯を使った日は、基本的に①・②の両方でお手入れします。
特に①の機械的清掃で汚れが落ちていないと、洗浄剤が奥まで浸透していかないので、
ブラシでのお手入れはとても大切です。
そこでおすすめなのが『入れ歯専用ブラシ』です。
【入れ歯専用ブラシのおすすめポイント】
★柄が太くて持ちやすい
★歯ブラシよりも固く、頑固な汚れも落としやすい
★ブラシ部分の面積が広いので、全体をしっかり磨ける
★バネや細かいところは小さい植毛部を使って磨き分けられるので、
磨き残しが減る
などなど、メリットがたくさんあります。
まだ使ったことのない方は、ぜひお試し下さい(^-^)
【 入れ歯が合わない、むし歯が痛い、歯周病が気になる、顎がおかしい】
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