歯肉からの SOS | 歯周病
”歯周病” 一度は聞いたことがあると思います。
字の通り ”歯の周りの病気” です。
高齢になってからかかるもの なんて考えていませんか?
それは、手遅れになり歯を失ってしまうかもしれません。
風邪のウイルスが体内に入り込むと、発熱や鼻水、咳などの症状が出ますよね。
みなさん内科へ行くと思います。
頭から血が出た!病院へ行きますよね。
歯磨きの後に血が出た…歯医者へ行っていますか?
なぜか、お口の中のことになると気にならない人が多いです。
これは、歯周病の症状のひとつです。
放っておいて治る病気ではありません。
歯周病の原因は、歯周病細菌です。
細菌は、バイオフィルムと言われるバリアを作り、生きやすい環境を作り繁殖します。
歯肉に炎症が起こると、歯と歯肉の境目に歯周ポケットと言われる溝ができます。
ポケットの奥に細菌が溜まると、深いところで炎症が起きます。
さらに細菌は歯を支えている骨に近づき、炎症から逃げようとして、骨を下げて吸収してしまいます。
歯周病細菌はうがいで落とせるものではなく、歯ブラシで落としきれないので、歯科医院で落とす必要があります。
歯科医院できれいにしてもらったから安心!ということではなく、一番大切なのはご自宅での歯磨きと定期検診です。
また細菌を溜め込んでしまうと再発してしまいます。
一緒に歯磨きの練習をして、歯を守っていきましょう!